Focus on わけるくんインストラクター File.06

Ako-seiri 松本 彰子さん



庭木の剪定はモノの片付けと同じだなと思っています


   松本さんは整理収納アドバイザーの資格を取得されてから何年になりますか?

松本 2017年に取得しましたので、丸5年が経過しました。各回4人くらいずつの講座をコツコツと続けてきて、これまで延べ170人ほどの方に整理収納をお伝えしてきました。   連続講座をされているんですよね。そのスタイルにしたきっかけも教えてください。 松本 はい、月1回のペースで6回コース、12回コースのような形で講座を組んでいまして、その中でわけるくんを活用させていただいています。 リフォーム会社に勤めている同期のアドバイザーがきっかけでした。そのリフォーム会社では毎月お片づけ講座をお客様向けに開催していて、彼女から講座を手伝って欲しいと声をかけてもらったんです。連続講座だと、さまざまな箇所のお片づけについて伝えられるというのがいいなと思い、私もそのスタイルで開催することにしました。   「心もモノもお家丸ごとがんばらないお片付け」セミナーのメニューを拝見しましたが、さまざまな内容が入っていて充実していますね。 松本 全12回の講座は、まず心を片付けて、頭の中を片付けてからモノの片付けをして、お家の中だけじゃなくてお家の外、敷地から丸ごとお片付けに向き合う内容にしています。   12回コースは、全ての受講者さんが必ず受けられるんですか? 松本 今、5期目に入るんですが、4期までの方はすべて受けていただいていました。今後はオンラインでの受講希望などにも対応していきたいので、希望の講座をピックアップして受けられるようにもしていく予定です。   10回目に「冬の準備・庭木の剪定」が入っているのが特徴的で、気になります。 松本 私は庭木の剪定の仕事もしているので、座学でお伝えしつつ、必要であれば実際の庭木の剪定もお手伝いできますよとご案内しています。   庭木の剪定を身に着けたきっかけは? 松本 庭木の剪定はアドバイザー資格を取得する前からしています。亡くなった義父が庭木が好きな人だったんです。親のものを片付けながら、この庭をジャングルにしてはいけないと思い、シルバー人材向けの庭木剪定の講習会を受けたんです。全8回、座学も実技もある講習会でした。以来、庭木の剪定も楽しくて続けています。   庭木の手入れと片付けはつながりますよね。2級講座でもいらない枝をとって整えるということをお伝えしています。余分な枝を切ると新しい芽が出てくるというのは、余分なものを手放すと新しい何かが入ってくるというお片付けの考え方と共通していますよね。 松本 そうなんです。いつも剪定しているとモノの片付けと同じだなと思いながらやっています。   庭木の剪定を具体的にセミナーで教えてくれるというのは、オリジナリティーがあっていいですね。 松本 庭木の剪定もできる整理収納アドバイザーと名乗っています! 特に私が暮らしている長野県は庭がある家が多いので。   私も庭の手入れが好きなので、松本さんのお話や取り組みにとても興味が湧きます。 1カ月後にわけた結果をシートにしてお渡ししています


  セミナーでのわけるくんの具体的な使い方を教えてください。

松本 最初にお片付けに関するお悩みをメモしていただきます。最低3回、2回はすべて入れて、1回は全部入れなくていいよというルールで進めますが、その時々でわける回数は4~5回に増やすこともあります。それが自由に出来るのがわけるくんのいいところですよね。 受講者の皆さんにご自身で写真を撮っていただきますが、私も皆さんのわけた結果の写真を撮ります。 わけるくんの入門講座やインストラクター講座の課題でしたように、皆さんのわけた結果とわけている様子、ルールをメモして、結果を1枚にまとめ、次回のセミナーの初めにお渡ししています。

   受講者さんの反応はいかがですか。

松本 とても喜んでいただけます。1カ月後なので少し忘れていたりもしますから、1枚に見やすくまとめたものをお渡しすると「私ってこんな風にわけたんだ」と振り返っていただくことができます。   とってもいい使い方ですね。メモを取ったり、写真で記録するのは大変ではないですか。

松本 私はわけるくんキットを6セット持っているのですが、あとで写真整理がしやすいように台紙に番号シールを貼っています。作業中の様子もコメントを入れるためにメモを取るので、受講者は4名くらいがベストですね。

松本 ご自宅のお片付けに悩まれている参加者の方が、振り返りのシートを見て、一番最後にわけた結果を見ながら「これが私のお片付けの理想かもしれない」とおっしゃいました。それを聞いた時はとても嬉しかったです。 いつも同じ置き方をされる方も、ご自身のわけた結果を見て「私、この形が好きなのかもしれない」と気づかれた方もいました。

関  分析してあげるのではなく、ご自分で気づいてもらうことに徹していただいているからこそ、上手に使えているのだと思います。そういう場面に出会えた時はすごく嬉しいですね。わけるくんを使いながらワクワク出来る瞬間だと思います。 松本 最初の頃はシートに私の所感を結構書き込んでいたんです。でも使っているうちにあまり書かないようにしてみたら、ご自身で気づいていただけたので、これからは私の所感は全く書かなくていいのかなと思っています。   きっとその方がいいですね。松本さんはわけるくん研究会主催のイベントなどにも積極的に参加いただき、そこで吸収されたことも活かして使っていただいているので、お話を聞いていてとても嬉しくなりました。


グループで使う時のモヤモヤはどうしたらいいですか?


  これからこんな使い方してみたいという予定や疑問点などはありますか? 松本 これまで、いつも1人1セットで使っていたので、グループワークで使った経験がありません。グループで1つのキットを使う方法について知りたいなと思っています。私が受講する立場だったら、グループ内で私の番が来たら早く終わらせなきゃとか、皆の前でやるのはちょっと恥ずかしいなと思ってしまいそうなのですが……。

  本当にいろいろな方がいらっしゃいます。グループワークでわけていただこうとしたら、拒否された方もいらっしゃいましたよ。自分の素をあまり表に出したくないという方もいらっしゃいますよね。「そういう方には共同作業でわけてみてください」とお声かけします。交互にやっていただいてもいいですし、相談しながらわけてもいいですよと伝えます。あまりこちらから準備したり指示したりせずに、相手に任せてみて、そこでの動きや傾向を受け止めるというスタンスです。ぜひ試してみてください。 グループでやった後、個人でにわけていただく機会を作るという方法もいいかもしれません。

松本 それはいいですね。グループでわけて何かしらモヤモヤが残った人は、個人でわけた時、より内面やご自身の希望が表れやすいかもしれませんね。とても面白そうで早く開催したいです!




  最後に、松本さんが暮らしやお仕事の中で「わける」を実感したり、活用しているなと感じるのはどのような場面ですか? 松本 やはり庭木の剪定の時ですね。大振りの枝、大量の葉っぱなど、条件や時期によって剪定後に捨てるもののサイズや量もさまざまなので、先回りして片付けることを考えてわけています。このスキルがあることで、剪定作業に関わる時間はとても効率化していると自画自賛しています。   ありがとうございました。ぜひこれからも、わけた方のたくさんの声に耳を傾けてください。

<プロフィール>
松本彰子(まつもとあきこ)
庭木の剪定もできる整理収納アドバイザー。長野市在住。自宅にあふれかえる、大量のモノの片付けに悩んだことをきっかけに整理収納アドバイザーの資格を取得。片付け方が変わり、日常生活が少しずつラクになった経験を活かすべく、50代からシニア世代、多世代から減少家族、モノが多く片付け方が分からない方に向けて、「穏やかに、ストレスのない日々」を送れるための各種セミナーを開催している。
オフィシャルブログ Ako-seiri:https://akoseiri.com





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